週刊SleepNel新聞

SleepNel所属のぽうひろが日々の個人開発で気になったことを綴ります。

UnityStandardAssetを使って5秒でTPSを導入する

みなさん、こんにちは。ぽうひろです。

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先日の記事 3秒でFPSを導入する
sleepnel.hatenablog.com
の記事がそこそこ好評でしたので。。。。

今度はTPSをサクッと導入する方法を紹介したいと思います!

1手順挟むので5秒にしてますが、それでも簡単です。ぜひやってみてくださいね!

TPSはThird Person Shootingの略ですね。
3人称視点ということで、カメラがキャラクターの背後などにあり追随していく形式が多いです。

無料で手軽なアセットを探したのですが、結構ガチ有料のものが多かったので、
今回はUnityStandardAssetにあるTPSを使ってみたいと思います。

UnityStandardAssetは以前はUnityのメニューからインポートできたと思うのですが、
最近ではAssetStoreからダウンロードする形になっているようです。

無料なので気軽にDLしましょう^^
assetstore.unity.com

インポートすると、色々なAssetが入っていますが、TPSに関係するのはその中のCamerasとCharactersにあります。

まずはTPS操作できるキャラクターを配置します。
Standard Assets/Characters/ThirdPersonCharacter/Prefabs/ThirdPersonController のprefabをステージ上にドラッグ&ドロップしましょう。
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つぎにカメラです。
Standard Assets/Cameras/Prefabs/FreeLookCameraRig のprefabをステージ上にドラッグ&ドロップしましょう。
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はい、これでOK!と言えれば3秒だったのですが、もう1つ残っています。
配置したFreeLookCameraRigのFree Look CamコンポーネントのTargetに、ステージ上においたThirdPersonControllerを指定します。
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はい、これで準備完了!
動かしてみましょう!!

あっという間にTPSコントローラの完成です!!

例によってコントローラやカメラには、パラメータがあり数値をいじればカメラ追随の速度やターンスピードなど変えることができます。

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コントローラの設定

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カメラの設定

あ、歩かせる範囲で地面のコロイダ(PlaneなどでOK)をつけるのを忘れないでくださいね!キャラクターが落ちてしまいますのでw

お手軽なので、ぜひチャレンジしてみてください!!

それではよいゲーム開発ライフを!! :)