週刊SleepNel新聞

SleepNel所属のぽうひろが日々の個人開発で気になったことを綴ります。

Unity Photon(PUN+) の使い方 導入編(2/5)

第1回ではPhoton、PUN(+)の概要、種類、料金体系などを説明しました。
今回は導入部分を説明します。
 
PUN+はこちらで購入できます!
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まずはPhotonのダッシュボードにログインします。

https://www.photonengine.com/ja/Photon

この画面の右上、サインインをクリックします。

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まだサインアップが済んでいない場合は、サインアップしてください。
いきなりお金を取られたりはしません。最初は無料なので安心して登録しましょう。

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 サインアップ直後はまだゲームがありません。
右下の「新しく Realtime アプリを作成する」ボタンを押します。

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入力欄が3つほど出てきますが、アプリケーション名だけとりあえず入力すれば大丈夫です。入力して「作成する」ボタンを押します。

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するとアプリケーション一覧に今作ったアプリケーションが出てきます。
表示されているアプリケーションIDをUnity側で設定することになりますので、
控えておきます。

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基本的にはこれでPhoton側の設定は終わりです。Unity側で使用することができます。
簡単ですね!
 
Unity側の作業
ではここからはUnity側の作業です。Unityのバージョンは5.3.4(現時点の最新)を使って説明しますが、DodgeWarsは5.3.1p4で使ってました。特に問題はなかったです。
5.2とか5.1は実績がないのでわかりません。
 
ではUnityでプロジェクトを作成し、PUN Free版をダウンロードしましょう。

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Chatは今回使わないのでimport対象からは外しておきます。
Demoも外しておきます。(Demo内にChat使ったサンプルもある模様)

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インポートが完了すると、PUN Wizardというウィンドウが出てきますので、
ここにPhoton側の設定で出てきたアプリケーションIDを入力します。

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そしてSetup Projectボタンを押す。

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こんな感じで、Done!ってでたら設定完了です。
Closeしましょう。
 
するとAssets/Resources以下にPhotonServerSettingsというのが
作られています。

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Inspectorで見ると、アプリケーションIDとかが設定できますので
最初のセットアップから変更したい時でもここから変更できます。
 
RegionがEuになっているので、Jp(日本のサーバ)にしておきます。
次回説明しますが、Auto-Join LobbyとStatsにチェックを入れておきます。

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以上で導入設定は全て完了です。
とっても簡単ですね!
 
次回は、実際に作りながら説明していきます。
最初はロビー、ルームについてです。
お楽しみに!